【有馬記念】1番人気のクロノジェネシスが優勝 同一年のグランプリ春秋連覇 2着はサラキア
クロノジェネシス(左)がファン投票1位に応え、有馬記念を制す。 2着サラキア(中)、3着フィエールマン(カメラ・高橋 由二)
(スポーツ報知)
◆第65回有馬記念・G1(12月27日、中山競馬場・芝2500メートル、良馬場)
中央競馬の総決算、グランプリはG1馬8頭を含むフルゲート16頭で争われ、1番人気のクロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父バゴ)が優勝。昨年のリスグラシューに続き、牝馬では2頭目となる同一年の宝塚記念、有馬記念のダブル制覇を達成した。騎乗していた北村友一騎手(34)は有馬記念初騎乗で勝利をつかんだ。勝ち時計は2分35秒0。
2着は後方から追い込んだ11番人気のサラキア(松山弘平騎手)、3着は2番人気のフィエールマン(クリストフ・ルメール騎手)が続いた。
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/
sports/hochi-20201227-OHT1T50126.html
【ジャパンC】アーモンドアイがラストランでG1・9勝目 歴代賞金ランキングで1位に浮上
ジャパンカップを制したアーモンドアイ(右は2着のコントレイル)(カメラ・相川 和寛)
(スポーツ報知)
◆第40回ジャパンC・G1(11月29日、東京競馬場・芝2400メートル=良)
史上初めて3冠馬3頭が集結した歴史的な一戦は、1番人気に支持されたクリストフ・ルメール騎手騎乗のアーモンドアイ(牝5歳、国枝栄厩舎)がラストランを飾った。
前走の天皇賞・秋で史上最多のG1・8勝目を飾ったロードカナロア産駒。その後は国内のジャパンCか、香港カップ(12月13日、シャティン競馬場・芝2000メートル)を視野に入れていたが、コロナ禍の事情も踏まえて国内で引退レースを迎えることになった。
優勝賞金の3億円を手にしたことで、総獲得賞金が19億円1202万9900円に到達。歴代の総獲得賞金ランキングで1位のキタサンブラック(18億7684万3000円)を抜き、トップに浮上した。通算成績は15戦11勝(重賞は10勝)。
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/
sports/hochi-20201129-OHT1T50094.html
【エリザベス女王杯】ラッキーライラックが完勝でG1・4勝目&史上4頭目の女王杯連覇達成
快勝したラッキーライラックとクリストフ・ルメール騎手(カメラ・岩崎 龍一)
(スポーツ報知)
◆第45回エリザベス女王杯・G1(11月15日、阪神競馬場・芝2200メートル、良)
京都競馬場の改修工事に伴い、阪神競馬場の芝2200メートルで行われた牝馬限定のG1は、1番人気のラッキーライラック(クリストフ・ルメール騎手)が直線で抜け出し、今年の大阪杯に続くG1・4勝目。昨年に続く勝利で、メジロドーベル(1998、99年)、アドマイヤグルーヴ(2003、04年)、スノーフェアリー(2010、11年)に並ぶ史上4頭目の連覇となった。勝ち時計は2分10秒3。
2着は外から追い込んだ5番人気のサラキア(北村友一騎手)、3着には3番人気のラヴズオンリーユー(ミルコ・デムーロ騎手)が入った。
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/
sports/hochi-20201115-OHT1T50142.html
【菊花賞】コントレイルが史上初の親子3冠!福永「なんとかしのいでくれと思ったが頑張ってくれた」
<菊花賞>アリストテレスとの叩き合いをクビ差抑えて優勝したコントレイル(左)
(スポニチアネックス)
クラシック3冠競走最終戦「第81回菊花賞」(G1、芝3000メートル)は25日、京都競馬場で行われ、福永騎乗のコントレイル(牡3=矢作)が優勝。秋華賞のデアリングタクトから2週連続で無敗3冠馬が誕生した。2着にアリストテレス(牡3=音無、父エピファネイア)、3着にサトノフラッグ(牡3=国枝、父ディープインパクト)が入った。
2011年オルフェーヴル以来史上8頭目の3冠馬となり、無敗での達成は1984年シンボリルドルフ、2005年ディープインパクト以来史上3頭目。父はディープインパクトで親子3冠は史上初。米国で父ギャラントフォックス(30年)&子オマハ(35年)の達成例はあるが、世界的にも極めて珍しい記録。
鞍上の福永はコントレイルとともに初のクラシック3冠。JRA・G1通算28勝目。同レースは13年のエピファネイア以来の勝利となり、43歳10カ月17日で最年長3冠ジョッキーとなった。これまでの記録は83年ミスターシービーで3冠を制した吉永正人の42歳0カ月27日。また、クラシック通算10勝目で保田隆芳、岡部幸雄、武豊に続く4人目の快挙。
偉業を達成した福永は「思っていた以上に接戦になった。相手の脚もよかったのでなんとかしのいでくれと思っていたが、馬が頑張ってくれた。改めて凄い馬だと思った。いいスタートを切ってくれたが、折り合い面でうまくリラックスさせることができなかった。2着馬がずっと後ろにいて、コントレイルがエキサイトしていたが、なんとか我慢してくれた。最後の直線は、相手の馬の手応えがよくて“まずいな”と思ったが、馬を信じて強い気持ちでいた。本当に長い距離お疲れ様と声を掛けたい」と相棒を称えた。
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/
osports/sponichi-spngoo-20201025-0202.html
JRAが競馬場のファン入場再開 10月10日から東京、京都、新潟各競馬場で指定席事前購入者のみ
競馬場が多くのファンであふれる日も遠くはなさそうだ
(デイリースポーツ)
JRAは30日、10月10日からの第4回東京競馬、第4回京都競馬、第4回新潟競馬を制限付きの有観客競馬で再開すると発表した。
入場できるのは事前に開催競馬場の指定席をネット予約で購入した人に限定される。1日あたりの発売席数は東京競馬場が1047席、京都競馬場が778席、新潟競馬場が621席。詳細はJRAホームページで。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月29日から無観客競馬で行われている。以前、新潟競馬場では8月15日から9月6日まで、新潟県内在住で事前に指定席を購入した約600人を入れて行う予定だったが、コロナ禍の影響で断念していた。
競馬場への入場者は限定されるとはいえ、無敗2冠牝馬デアリングタクトが登場する10月18日の秋華賞(京都)、史上3頭目の無敗クラシック三冠獲りにコントレイルが挑む10月25日の菊花賞(京都)など、ビッグレースがファンの前で実施される。
コントレイルの主戦で日本騎手クラブ副会長の福永祐一騎手「何よりです。こうやってちょっとずつやっていくしかない。コントレイルも観てもらえるし、デアリングタクトも三冠が懸かっているからね。京都も(改築前で)最後だし。やっぱり観客のいないレースは寂しいものだから。達成感が違う。大きなパズルのピースが欠けている感じだったからね」
コントレイルを管理する矢作芳人調教師「ファンのみなさんが来場されるのはうれしいこと。人数が制限されるとはいえ、競馬場でレースを観ていただけるのは励みになるし、もちろん歓迎しますよ。どの馬もそうだと思うけど、無観客でなくなっても、これぐらいの人数なら影響はないと思います。コントレイルは3戦目まで有観客で走っていたわけですから。菊花賞でいいレースができるように頑張ります」
デアリングタクトを管理する杉山晴紀調教師「いずれは有観客になると思っていました。牡馬も牝馬も三冠が懸かっているので、いいタイミングではないでしょうか。デアリングタクトは自分の中にため込む方なので、無観客でも有観客でも、それほど変わらないと思います。ファンのみなさんに、いいレースを観ていただけたらと思っています」
https://news.goo.ne.jp/article/daily
sports/sports/20200930119.html